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2025.01.11
第19回名古屋中国春節祭が盛大に開催 (一社)日本海外投資家協会の親会社である
金融サービス大手Fingroupが表彰受賞
2025年1月11日、第19回名古屋中国春節祭が盛大に開幕し、各界の来賓や観客が集まり、この文化イベントを共に祝いました。在名古屋中国総領事の楊嫻氏、愛知県知事の大村秀章氏、名古屋市長の広沢一郎氏など錚々たる来賓が出席し、この年次行事に華を添えました。メインスポンサーのFingroupは、名古屋中国春節祭実行委員会委員長の陳秋揚氏より直接表彰を受け、イベントの重要な見どころとなりました。
2007年の創設以来、名古屋中国春節祭は中国伝統文化の発信と日中文化交流の促進に尽力してきました。当初は在留中国人の新年を祝う場として始まりましたが、その影響力は年々拡大し、現在では多くの日本の方々にもご参加いただいております。このイベントは中国の伝統的な春節の魅力を紹介するだけでなく、名古屋の冬の文化風景として欠かせない存在となっています。
在名古屋中国総領事の楊嫻氏は開会式で、春節が中国文化の重要な象徴であるとともに、家族の絆や社会の調和、人と自然との共生という普遍的な価値を体現していると述べられました。特に春節がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界共通の文化的財産となったことに触れ、日本の皆様に中国の年中行事や文化を体験していただき、共に春の訪れを願おうと呼びかけました。
メインスポンサーのFingroupの神月陸見社長は、主催者や参加者への謝意を表明。同社は中国人投資家向けの専門コンサルティングサービスを提供する企業として、文化交流支援だけでなく、在留中国人の資産運用にも注力し、日中両国の文化・経済交流の深化に貢献していると述べられました。寒い中での運営スタッフの尽力に感謝を示すとともに、投資に関心をお持ちの来場者への丁寧なサービスを約束し、今後も多くのパートナーと共に日中友好の発展に努めていく意向を示されました。
広沢一郎名古屋市長は、名古屋中国春節祭の地域文化交流における意義を高く評価。このイベントが国籍や民族を超えた相互理解と交流の架け橋となり、多文化共生を促進していると述べられました。さらに2026年に開催予定の愛知・名古屋アジア競技大会およびアジアパラ競技大会に触れ、これを機に南京市などの友好都市との関係を一層深め、文化・経済分野での協力を新たな段階へと進めていく考えを示されました。
会場では無形文化遺産の展示、伝統料理、民俗芸能など多彩なプログラムが展開され、来場者は春節の雰囲気を存分に味わいました。特に切り絵、書道、獅子舞などの演目は、中国文化の奥深さと芸術性を印象づけました。
今回の春節祭の成功は、日中両国の文化交流における深い基盤と大きな可能性を改めて示しました。これは単なる伝統行事の祝賀にとどまらず、両国の友好を結ぶ架け橋として、多分野での協力に新たな活力を与えるものとなりました。今後も両国がこれを契機として、文化・経済・社会の全面的な交流をさらに深め、より素晴らしい未来を共に築いていくことが期待されます。